Day and Lifeは、inimitableのブレーンであり作曲家のcommoncycleの1stAlbumタイトルであり、
生と死を包括した普遍的日常と、ただ一つの人生とを等しくと尊いものとし照らし合わせ、
音、言葉、絵を使ってそれを表現したアート作品である。
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INI from MIC JACK PRODUCTION (MC)、RILLA from ALMADELLA (ターンテーブル)、YAZI from BLACK SMOKER (エフェクト) による即興ライブセッションバンド “ANIMAL TRAVELLIN’ BAND” のライブ音源 (@仙台DROOM)。INIの1STソロアルバム “PSYCHEDELIC TOY BOX” リリースツアーの道中、アクシデントに見舞われながらも仙台に辿り着いた三人は即興ライブ・セッションを敢行した。DUBSTEP、TECHNO、JAZZなどを織り交ぜたRILLAによる独創的かつ自由な運転に、INIが縦横無尽にマイクをさばく。更にYAZIによるエフェクトで異次元空間に飛ばされた三人は、未だかつて見たことのない新たな世界の扉をこじ開けた。この三人でなくては到着不可能な新世界をご堪能あれ。
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札幌を代表するサイケデリックMC: INI、2010年来るべきソロアルバムに先駆け、コラボレーションアルバム第一弾を完成!
記念すべき第一弾のパートナーはINI自身が見出した新鋭プロデューサー:COMMON CYCLE。常に更新を続けるオリジナルMC: INIから刺激を求めるミュージックフリークスへの挑戦状!
怪しげな楽団に誘われ箱のふたを開けてみると、赤、青、黄色、白黒…原色に彩られた、まるで幼児の玩具のような世界が広がる。その世界は現代社会における我々を、さらには自らをも客観的に映し出し、その中に不満や皮肉を吐露し提案するかの様に本作は綴られてゆく。積木くずしのようなシステムの中で生きることを受け入れながらも、活発に生き自由を求める意思を伝える。無表情な人形は、意思なく追従のみに身を任せる者を批判する。オルゴールのメロディの感傷的なスキットが明けると、人形を生き生きと踊らせ先導する電波を、ラジオコントロールに例えコミカルに発信する。更にはその世界に置き去りにされたチェスの盤面からインスピレーションし、戦争ビジネスの影響を、戦争と自らとの距離感を感じながらも謳い、大胆にも解決策を提案する。テキーラグラスを飲み干しダンスに身を投じる日常のスキットを再度挟んで、それらを締めくくるかのようにゲームに集約する。そしてアウトロを迎え、極彩色の玩具箱のふたを閉じるようにこのアルバムは終幕する。これらがすべてダンスミュージックとして表現され、耳障りの良いトラックによっていわゆる踊れる曲として成立しながら、聞きこむことでメッセージを受け取ることもできる濃厚なアルバムとして仕上がってると、はっきりと言えるであろう。そのコンセプトや発想は注目に値し、単なる実験作品にはとどまらない可能性がある。YES必聴!!!